既に受注終了から9年、最終機種発売から12年、多くは15年以上前に稼働しているというある意味亡霊のような旧国民機というべきPC-9801、PC-9821シリーズですが、未だに全国から多くの修理依頼を頂戴しております。
現在販売されているWindowsやMacが動いているパソコンとは違うアーキテクチャ(基本設計)で動いているため買い換えもきかず、かといって動かないことには仕事にならない。。。という状況で修理できるなら直して使い続けたいというお客様は今でもかなり多いようです。(特に企業のお客様)
全国的に見てもなかなかPC-98シリーズの修理対応が出来るところは少ない状況ですが、弊社ではこのようなニーズにもできる限り対応させていただいております。
PC-98シリーズの場合
- FDD(フロッピーディスクドライブ)がフロッピーディスクを読み取ってくれない
- 電源が全く入らない
- 電源は入るが起動しない
- 液晶が表示されない、もしくは真っ白になる
などが代表的な故障の症状となります。
弊社の場合、このような症状を含め他の症状でも多くは修理やメンテナンスをしてあげることで息を吹き返すことができます。(中には故障箇所の代替え部品が用意できないものがあるので、そのような場所が故障してしまった場合などは代替品(PC本体)をご案内させていただくこともございます。)
ここで大事なのは調子が悪くなったら早めにケアをしてあげることです。息絶えるまで酷使した後の修理の場合、どうにもならない状態になっていることがあります。もう少し早めに修理していれば。。。ということも多々あります。(人も物も同じですね)
本格的な故障の前症状として
- 電源が1回で入る場合と入らない場合がある
- フロッピーディスクのアクセスが安定しない(同じことをしても読み込んだり読み込まなかったりする)
- 電源投入では液晶画面が表示されない(もしくは真っ白)、リセットすると正しく表示される
- 使用中に勝手に電源が落ちることがある
- 明らかに異音が発生している
- メモリカウントが終わると止まってしまい先に進まない
- ハードディスク(固定ディスク)から起動しない
などが発生することがあります。
- 何回も電源を入れ直す
- しばらく放っておく
と使えるようになるのでだましだまし使っていることも多いようですが、こうなったら出来るだけ早くメンテナンスしましょう。この状況であればメンテナンスで完全復活することが多いです!
なお、製造現場など業務用で販売されていたFC-9801、FC-9821というシリーズもございますが、こちらも同様に対応させていただいております。
弊社修理部品が手に入るうちはひきつづき対応をさせていただきたく考えております。
他社には断られたような事案も大歓迎。お困りのことがあったら、お気軽にご連絡ください。お見積もりは無料です。
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