一度大流行し一旦沈静化の様子があったGumblar(ガンブラー)ウイルスの亜種が去年末から再度大流行しているようです。
等々誰でもご存知の大手のサイトも次々感染しています。
感染したサイトにアクセスすると自動的にそのパソコンに感染してしまいます。
ウィルスに感染するとインターネットへのアクセスが監視され、パスワード情報等重要な情報が外部に送られてしまい、それを使って不正行為が行われるといった影響が発生します。
このウィルス被害者は多数に及ぶものと考えられますが 一番問題なのは「現時点で根本的な解決策がない」ことで、セキュリティーソフト等導入済みであっても、脆弱性のあるソフトウェアを最新にしても感染が防げないことが多い事でしょう。
このウィルスが感染する原因となるadobe acrobatやreaderなどのPDF閲覧ソフトやFlashプレーヤー(昨年12/9に提供された最新バージョン10.0.42.34 もしくは 9.0.260.0で対応しているそうです。puppetさん情報ありがとうございます)は近々修正版が提供される予定ですが、それまでは感染を防ぐことは難しいという状況ですので、インターネットをご利用の方はこの点を十分にご認識下さい。
既に感染してしまっているかどうかについては以下のサイトをご利用いただくことで確認出来ます。
また、セキュリティーソフトをご利用の方は最新版になっていることを確認後一度パソコン全体のスキャンを実施することをお勧めします。
(追記)
脆弱性を持つアプリケーションをご利用の場合でも、手動で設定変更することで感染を予防できます。以下のサイトに詳細な情報がありますので、気になる方は是非参考にしてみて下さい。
参考サイト: べつになんでもないこと