先日とあるお客様より「パソコンが起動しなくなってしまった」というご連絡を受け、故障したノートパソコンをお預かりしたのですが、通常とは少し違う問題がありました。
一定の割合で昔からある問題なのですが、ブログには書いてなかったのでこの機会に書いてみたいと思います。
パソコンが起動しない(Windowsが起動しない)場合の原因としては、ソフトウェアの問題によるものとハードウェアの問題によるものに分けられますが、ハードウェアが原因の場合はその大部分がハードディスクの障害によります。
ハードディスクの症状により対応方法は変わってはきますが、一番多いパターンとしてはハードディスクの一部(Windowsが起動しない場合はシステムファイルの一部)が損傷を受けアクセス出来ない場合です。
この場合、通常の(ノート)パソコンであればハードディスクを新しいものと交換し、元のハードディスクのデータを戻してあげるという流れになりますが、今回のノートパソコンのハードディスクはちょっと一般的なものと違うものが使われていました。低電圧用のハードディスクだったのです。