今回はあまりないようで割と良くある事例についてご紹介します。
それは「無線がつながらなくなってしまいました。昨日までは普通に使えていたんですが…」というご相談。
機械的に無線機器が壊れてしまっていた、ということも良くあるのですが、案外多いのが「パソコンの無線機器の電源が切れて」しまっているパターンです。
実は無線機器は放っておいても常に通信をしようと試みているたそれなりに電気を喰ってしまいます。
このためバッテリー駆動などをするノートパソコンなどの携帯型端末では無駄に電気を食わないように、手動で電気を入切することが出来るようになっていることが多いです。
意図せずこの操作をしてしまうと、今度は意図的に電気を入れる操作をしないと無線の電源は落ちたままになってしまいます。
ではどうやって見分けるのか?
- 無線の電源ランプはどうなっていますか?
それは無線の電源ランプがついているかどうかを見れば良いのです。(機種によってはランプがない場合もありますが…)
点きっぱなしであったり点滅していれば大丈夫。完全に消えてしまっている場合は電源が落ちてしまっているので、電源を入れてあげましょう。
- ランプは常に点灯している
この場合は無線機器には電源が供給されているが、通信が行われていない状況と考えられます。
(近くに無線親機がない場合やOS上の無線の設定が出来ていないため通信出来ない場合に見受けられます) - ランプは点滅している
無線機器は自体は正しく動いていると考えられます。
しかしインターネットにつながらない場合は、認証が失敗しているなど設定が間違っている(変更された)可能性が考えられます。 - ランプは消えている
無線機器に電源が入っていません。まず電源をを入れてあげましょう。
電源の入切の際の一般的な操作方法は
「Fnキー」を押しながら「アンテナのマークのついたキー」を押す
です。(お使いの機種によっては操作方法が違う場合がありますので、上記で操作出来ないときはマニュアル等を見てみて下さい。)
お困りの方は状況を確認し一度対策をお試し下さい。